2020年5月10日 2:27 pm

先日、ご利用者さまのご家族さまよりマスクの寄付を頂きました。

 

 

コロナ禍において、どこも品薄になり貴重な物になってしまった「マスク」。

 

テレビでは、マスクを買う為にドラッグストアに長い列ができ、列に横入りした等のトラブル、ドラッグストアの店員さんへの八つ当たりなどの報道も見られます。

 

みんな外出自粛からくるストレス、感染症の恐怖、これからの生活への不安を抱え、自分のことで精一杯で自分以外へ思いやりや優しさを忘れていってしまう人もいらっしゃると思います。

 

自分も、デイサービスを利用してくれる利用者さんが感染しないように、職員が感染しないように、そしてデイサービスを運営していくことに対して色々な視点から見て重要な判断が必要になる状況が続き、今まで以上に神経を使っていたようで、ちょっとした気遣いや柔軟さが無くなり、余裕がなくなっていました。

 

そんな中、「マスクが手に入ったので、もし迷惑でなければ職員さんで使ってください」とご家族さまから連絡を頂きました。

 

「どんな物であっても、自分以上に必要としている人がいたらその人に使ってもらう」という、普段でも自分以外の人に関心を持ち思いやりの気持ちを持っていないと出来ないような行動を、今の状況でも行動に移すことができる姿に本当に心を洗われるような気持ちでした。

 

 

そして、また別の日にも他のご家族さまからマスクを頂きました。

「これくらいしかできることはないので。よかったら使ってください。大変だと思いますけどがんばってください」

 

 

皆さんの行動に心から尊敬と感謝の念を抱くと共に、応援して下さる皆さまの気持ちにこたえることができるよう、もう一度気を引き締め、コロナに負けずスタッフ一同前向きに仕事に取り組んでいきます。

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

野村

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